庭の今 と 牧羊犬マロン

どこを見ても美しい紅葉、  やさしい日差しに感動します。
この後やって来る京都の底冷え…

その前の一瞬を精一杯に咲く薔薇ひとつ。
「マダムイザークプレール」
春よりも長く、もう1週間ほど咲いています。
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たとえば、真冬の鉛色の空が続く毎日であったとしても、
ふと足下を見ると、こんなふうにこぼれ種から芽が出ていたりするのです。
これは、わすれな草。
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フクシアのぷっくりした蕾も とっても希望的!
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ベリーも頑張って蕾を持っています。
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ムスカリは、毎年この時期から芽を出しています。

忙しくても、外に目を向けると 視点を変えることが出来るように思います。

「ああ、いい時間だなあ!」

なんて思えるのもつかの間。

ぴーぴー音の出るおもちゃをくわえて、牧羊犬マロンが大喜びで突進してくるのです。
泥んこになったおもちゃを私の背中に押し当てて、「アソボ!アソボ!」

たまに無視などすると、力なくおもちゃをポットン落として、
トボトボあっちへ行ってしまいます。

でも、「マロン?!」と呼ぶと
「ハイハイッ?!」なんて返事こそしませんが戻ってくる…
犬の忠実で素直なところが私は、大好きです。

(見習う点あり ですわ…)





by marrone-marrone | 2011-11-29 23:33 | 愛犬 | Comments(1)

秋のひとり遠足

久しぶりに三日間も自由な時間を持てることになり、
一番したかったこと、「ひとり遠足」をしてきました。

とは言え、夕方までの時間でお泊まりは無しですが、もう、うきうき、るんるん~!

遠足ですから、車は使わず。

行く先は、
この山がいつも こんな角度で見える生まれ育った「一乗寺」界隈。




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すぐ近くには、「詩仙堂」、「曼殊院」、「円光寺」などがあり風致地区に指定されており
この地を離れて30年になっても、景色が劇的に変わることがないのは有り難いことです。


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今回は、詩仙堂に隣接しているのに一度も訪れたことのない「金福寺」からスタートしました。


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金福寺



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元禄の昔、
芭蕉が京都を吟行したとき、この寺に立ち寄り、
住職と風雅について語り合い親交を深めていたとか。


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和尚は、それまで無名だった草庵を「芭蕉庵」と名付けたそう。

時はながれ、そののち蕪村がこの寺を訪ね
芭蕉を敬慕する蕪村は、荒廃していた庵を再興し寺に納めたと言うことです。

耳目肺腸  ここに玉巻く 芭蕉庵

庵の落成で蕪村がよんだ句だそうです。


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私には、さっぱり句というものがわかっておりませんが、


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別の観点で 目茶苦茶にこの庵に感動しています。


子どものころ、持っていた「金太郎」の絵本で、
金太郎の住む家がこの庵そのものだったのです。

それは、もっと山深い場所にあって、
鉞を担いで出かける金太郎を美しいお母さんが動物たちと一緒に見送るという絵でした。

ここに来て、今は無い絵本の1ページを思い出しました。


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それに、恥ずかしながら
ここでお昼寝がしてみたい!

それは、叶わぬとも何度も季節を変えて再び訪ねたい場所になりました。

これぞ、究極の住まい。

暫し感動で離れることができませんでした。
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さて、
その後は、「宮本武蔵」で有名になった「八大神社」へ。



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細い裏道も 子どもの頃と変わりなく、
同級生の家や 習い事の先生のお宅もそのままで、
夢を見ているような気持ちになります。

不思議なもので、
昔した会話の一部を思い出したり、一つを思い出すと次々と思い出が蘇ってきて、

私は、独り言を言いながら、写真を撮ってはにやにやと、
ちょっと怪しげな人だったと思います。



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次に 向かったのは、「曼殊院」

道すがら 晩秋には珍しい極彩色の花咲く家。
ここは、花を咲かせるのが本当にお上手だったお爺さんの家でした。

住む人は、変わっても こんな美しい花が咲いていると、
もしや、お爺さんが育てていた花ではないかしらと思ったり。
ベレー帽をかぶったお爺さん、
小学生だった私に丁寧な言葉で花のことを教えてくれたお爺さんでした。






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「曼殊院」


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ここは、ザリガニを釣って遊んだ池。





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「武田製薬」の薬草園。




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「葉山観音」


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銀杏を拾いにきて犬に追いかけられて以来怖くて近づけなかった「葉山観音」

銀杏の木は、りっぱな大木に成長し 美しい黄葉が白川通りからも見えました。


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見頃を迎えた紅葉は、「金福寺」


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「曼殊院」
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一乗寺へは、5番の市バスがわかりやすいのですが、
いつも混み合います。

京阪電車から叡電に乗り換え、一乗寺で下車後は、山手の方向へ徒歩すぐ。


子どもの頃を過ごした思い出深い土地は、私に限らず誰にでもある「ふるさと」。
そこに立つと、
不思議なくらい記憶が蘇ります。


冒頭のこんな角度で見える山…とは、「比叡山」です。

私は、この山が一番美しく見える場所は、一乗寺や修学院ではないかと思っています。

混み合うと書いた市バス 5番は、停留所の名からも想像できるように、
「南禅寺」 「永観堂」 「真如堂」 「銀閣寺」 と見どころがいっぱい。

その名前だけを探して次の目的地へ向かうより
歩いてこそ見える景色を見てほしいと思います。

山裾の一乗寺には、地主だった農家も立派に現存していますし、
一方、このあたりは、大学生の下宿の町でもありましたので、いまだに古い木造アパートがまだまだ残っています。

人間、古くなってくると 古いものに惹かれるんだなあ  ?

最近、よくよくそう思ってます!











by marrone-marrone | 2011-11-26 01:56 | 京都おでかけ | Comments(0)

クリスマスプレート





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毎年1枚、オリジナルのクリスマス絵皿を制作しています。

今年は、カップ&ソーサーも過去のデザインを追っかけて作ってみました。



絵皿のみ、普段 教室に通っていない方も対象に講習しています。

初めて絵付けをされる方にも、
筆は一本、難しいテクニックを必要としない方法……

でも、見本と同じように出来上がることを念頭にデザインを考えます。

見本と同じように出来なければ楽しくないですからね!?


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左が、今年クリスマスのみ参加されたIさんの作品。  右は、私のです。
(年号は、違いますが)

二日間、およそ5時間の講習です。

さあ、
来年のデザインは??

頭の隅に そんなことも考えながらクリスマスが近づいてきます。



















by marrone-marrone | 2011-11-20 15:06 | ポーセレン | Comments(2)

日毎、近づくクリスマス

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そろそろクリスマスのディスプレイを目にするようになりました。

クリスマスプレートの講習のテーブルにベルを飾りました。

気が向いたときに少しずつ描いてきました。

描いていて楽しいのが「風景」。
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ティーカップに描くと、お茶を飲みながらずっと前の旅先の美しい景色が
目の前に広がっていくような気分になります。

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卵形のオーナメントのみ、初めて「転写紙」をつかってみました。

これまで、手描きに限る!と思ってきた私ですが、
少しお歳を召した方を対象に講習をすることを想定して、初めてチャレンジしました。
サンタの面のみ転写紙。
あっという間にシールを貼る感覚で出来てしまうんですね!

裏面のリースと文字は、手描きにしました。

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この頃、日の出も遅くて、私が起きる時間は、真っ暗です。
忙しい毎日ですが、
「今日の日の出は、どうかな?」

毎朝、少し手をとめて 見とれています。


by marrone-marrone | 2011-11-19 17:30 | ポーセレン | Comments(0)

古民家カフェ みつけました。 秋の大原。

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前から気になっていたカフェを偶然 見つけました。

「Apied」  アピエ  フランス語で「歩いて…」
そうなんです、歩いて…いたら見つけたのです。

NHKの人気番組、「猫のしっぽ、カエルの手  京都大原 ベニシアの手作り…」の中で、ベニシアさんが
本の装丁家と待ち合わせたのがこのカフェで、とても素敵な古民家カフェにずっと興味がありました。


年々、紅葉の見頃が遅くなってきて、大原でも殆どが青葉もみじ。
でも、こんな柿のなる景色を見つけると、探しに来た「田舎の秋」を感じます。
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この立派な古民家カフェ、
もとは、明治後期に旅館として建築されたということですので、それは、立派なお庭が残っています。

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蔵もあります。

そして、旅館は、昭和のはじめに廃業。
その後は、しば漬けの生産、販売に携わる民家として再生。
その後、また持ち主は変わり、民間会社の所有という時期もあったようですが
結局、また放置状態が続き、
平成12年、ようやく現在のオーナーと巡り会い、一年半の改修工事を経て
カフェとして再生されました。

オーナーは、母娘。

お母さんがお運び。
娘さんが厨房だそうです。


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かぼちゃとフランボワーズのケーキと、栗と蜂蜜のケーキを頂きましたが…
お母さんと楽しくお話している間に栗と蜂蜜のケーキが消えてしまって  写真に撮れませんでした。

娘さん手作りのケーキは、飲み物とセットで750円。
他にベーグルとスープのセットもあります。
ハーブやフルーツの飲み物の充実ぶりが母娘のカフェらしい。

コーヒー、紅茶は、京都でおいしいというものをお二人が選んで出されているのだそうです。

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控えめで優しいお母さんは、実は、本の編集、発行される才女でもあります。

店名と同じ名の冊子は、
世界の文学作品から一つをテーマに、多くの人のエッセイや詩を掲載したものです。
全国的にも品揃えとディスプレイで有名になっている一乗寺にある本屋「恵文社」などで販売されているとのこと。
もちろん、このカフェでは、既刊されたものから最新号まで手にとって見れます。

それから、二階は、貸しギャラリーとして、これまた立派な空間があります。
これまでに、たとえば、消しゴムはんこの作品展、岐阜の作陶家の作品展なども開催されているようです。

しかし、
このカフェ、4、5月と10、11月の土日のみ営業。
母娘は、通いで営業なのです。

お話を聞いていると、観光客も以前に比べ減ってきたということ。
そういえば、私の子どもだった頃は、…京都~大原三千院~  の大ヒットで車もバスも満員でした。
 今は、ベニシアさん人気で近隣よりも関東からの観光客が目立つのだそうです。
ただ、中には、ベニシアさんの自宅を探し当て勝手に庭に侵入する人、写真を撮る人など
マナー違反の行為もあって、ご近所に迷惑と苦慮されているとのこと。

車もやっと通れるかと言うくらいの細い道に見慣れぬ人がウロウロしているだけで
かなり、変ですから。  見るのは、テレビの中だけにいたしましょう。


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右手がカフェですが、
この前の道が 昔の三千院に向かう道だったそうです。

現在の国道をまっすぐ三千院の案内に従って行くより、
少し手前の「辻のしば漬け」を右手に坂を上がっていくと、大原らしい田舎の風景が見られ、
車も手前の駐車場で停めれば料金も安く、ゆっくり歩いて楽しめます。


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歩いてこその、おもしろ発見~
これ、懐かしい人、
私と同年代。

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見つけた立派な茅葺きの民家は、同志社大の所有。
有機農産物の栽培、収穫、出荷までの実務的な農業を学び、就農をサポートする講座の拠点。

私が通りがかったときは、誰か縁側に寝転がっていましたよ!
そりゃあ、いい気持ちだろうなあ。

この茅葺きがいい状態で維持されているのも大学が所有してこそで、
歩いていて見かけた茅葺き屋根は、状態が非常に悪く、痛みのひどい北側だけをトタンに葺き替えてあるものもありました。
そんな屋根の下に住まうのは、高齢の方でしょうか…



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いろいろ思いながら歩くうち、三千院に近づくにつれ観光客がいっぱいに。
土産物店の賑わいを抜けて、奥の「勝林院」

またその奥の「宝泉院」
ライトアップも開催。
詳しくは、大原観光保勝会  075 744 2148にお尋ねを。

      アピエ         075 744 4150
                   10時~18時

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大原の紅葉の見頃は、2週間ほど先のようです。

by marrone-marrone | 2011-11-13 13:30 | 京都おでかけ | Comments(0)

平安神宮へ

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「そうだ!  平安神宮へ行こう!」

実は、私たちの結婚式は、ここでした。
結婚25年、そういえば あまり行ってないなあ。

皆さんがどうかわかりませんが、京都人にとって平安神宮は、「新しい」方で、近くの氏神さんなどとは違ってお参りをする機会は少ない??
新しいからというより、大きすぎて晴れがましいという感じが私には あるのですが。

その晴れがましさが
結婚式には、人気があるのでしょうか…

今日もお参りする間に、6組のカップルの挙式を見かけました。
「あっ!お嫁さん!  待ってえ~  今、カ、カメラ出すから~



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「あ~、行っちゃたわ…」


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25年前を思い出すなあ。

白無垢、綿帽子に気恥ずかしいやら緊張やらでガチガチの私に名前を呼ぶ声。
顔を上げると、小さい頃に住んでいた町内のMさんのおばちゃんです!

Mさんは、この平安神宮で挙式のお手伝いの仕事をされていたのです。

挙式予定の名簿の中に私の名を見つけてから、楽しみに待っていたと。

後でお祝いにとクリスタルの花瓶をいただきました。

今も薔薇が咲くと、必ずこの時の花瓶に活けています。


平安神宮は、明治時代に創建(明治28年、1895年)
京都としては、「新しい」です。

今日は、結婚式の他にも七五三詣りも!
ここは、人生の晴れの場なのですね。


さてさて、小腹…?(いや、太っ腹か?)もすいたところで、二条通を西へ、西へ。
寺町のブーランジェリー 「リベルテ」で一服。


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実は、これ、二階のカフェに飾ってあったお店の模型です。

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そして、こちらが実物。  よく出来てるわあ!



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こちらのパンは、本格的、伝統的なフランス仕込み。
リンゴ入りカスタードクリームにキャラメリゼが香ばしいものと、イチジクとチーズ入りのハードパン。



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黒オリーブとアンチョビのハードパン。

どれも 噛むほどに味わい深く、うん!おいしいです。





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時々、降っていた雨もあがり、水面も静かな夕方の広沢の池。


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いつも、思うのは
自然と人工物とのバランスは、
7対3くらいが心安らぐなあと。

さて、
京都市内、観光バスをよく見かけるようになりました。
紅葉の季節です。
夜間特別拝観も目白押しです。

私も、いくつか行きたい所があります。









by marrone-marrone | 2011-11-06 22:10 | 京都おでかけ | Comments(0)

朝の空

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朝一番にすること、
東の空を見ること。

秋から冬にかけての朝の空は、一際美しくて、
見とれてしまって後で大慌てしてしまうことがあります。

一日として同じ色でなく、同じ光でなく、本当に毎日見ていても飽きることがありません。



それにしても、11月なのに25℃もあるなんて!
こうなると、春咲きの球根を植える時期も遅らせないとうまくいきません。
花が少なくなった庭で目を楽しませてくれているのは、パンジーとビオラ。
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そして、ヘリオトロープ。
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私には、これがバニラのにおいに思えてなりません。

ディープな花色と葉の色、地味な存在ながら花が咲いている間は、そばを通るだけで濃厚なバニラの香りに思わず足が止まります。
私のように食いしん坊には、おすすめのプランツです。




さて、
子どもアトリエは、いま、こんなことをやっています。

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ハート型のクリスマスの飾りづくりです。

板に釘を打ち、毛糸でタテ、ヨコに手で織り込んでいきます。


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子どもたちは、結構大工仕事が好きです。

そのかわり、織り込む作業は、「あ~、面倒くさい~」とかなんとか…

そうだよ~
人生、面倒くさいことだらけだよ~

「あ~、また、まちがえたあ~」
そうだよ~
私もいっぱい間違えてきたよ~ん。
また、少し戻ってやり直せばいいやん?

と、こんな感じで手を使いモノを作る過程で 色々な道具と自分の知恵を使いこなしていくものだと思います。


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まだ、完成ではありませんが これは、一番完成に近いかな?
また、来週がんばりましょう!


大人のアトリエの方は、明日クリスマスプレートの制作始まります。
先ほど、下絵を準備し、お茶菓子のロールケーキも出来ました。

がっ!!
私、失敗したかも……
ありゃりゃ~
こまった~

で、明日、私は、一体どうするんでしょう…

ああ、もう、寝ます…

明日の朝は、空を見ている暇はなさそうです。











by marrone-marrone | 2011-11-03 23:45 | 子どもアトリエ | Comments(0)