午後、帰宅して暫くすると、
けたたましいヒヨドリの鳴き声が。
庭を見ると、
この中にヒヨドリが体をくねらせて動かなくなっている!
急いでシリコン手袋と軍手をはめて庭に飛び出しました。
リンゴを食べるうちに出られなくなったのか、
体が入りきれなかったのか。
「待っててや!今、はさみ持ってくるから生きててや!」
目は開いている。
でも、飛べるかわからへん!
けたたましい鳴き声はこの子ではなく、近くの樫の木に止まっているもう一羽のヒヨドリです。
必死で励ましていたのか。
私には鳥のことはよくわかりませんが、仲間の異常を知らせている!なんと愛おしい!
なんとかしたげなあかん!
必死です。
夫が時間をかけて小細工した紐をプチン、プチン!
「こんなことするしや!!」もう怒っている。
が、放置したからには私も共犯者だ。
早くしなあかん
暴れたらあかんよ!羽根が折れる。。。
そっと、そっと。。
と?
ヒヨドリ、かしこい!
私が全部切り終える前に見事に脱出した。飛んだ、飛べた!
そして、胸が痛んだ。
可愛いからとメジロだけがリンゴを食べられるように小細工をしたりして。。。
ヒヨドリだって欲しいんや。
メジロに比べたら厚かましいし、センスない配色であまり可愛くはないけれど、
えこひいきするなんてナンセンス。
帰ってきた夫に早速今日の大事件を報告。
もう細工はしません!
と言いました。
もっと広い心で。