「京の朝食」 イノダコーヒ本店
これが「京の朝食」です!
これにオレンジジュース、クロワッサン一つ、そしてコーヒーがつきます。
スクランブルエッグとハムは温かい。
ハムは肉厚のボンレスハム。茅ヶ崎の「ハム工房ジロー」とか。
ワンプレートにたっぷり!これは食べるのに時間かかります。
まるでロイヤルワラントと見間違うような、イノダのエンブレム。
無地のカップが多い中で昔からこれです。
冷めにくい縦長、肉厚。
取っ手が持ちやすく、考えられたスグレモノです。
お砂糖とミルクが入って出てくるのがイノダ流でしたが、最近は事前に聞いてくれます。
その上で、カップの向こうのスプーンに一個、角砂糖乗っています。
角砂糖、懐かしすぎます。
白いテーブルクロス、椅子の背もたれにも白いカバー。
ギンガムチェックのクロス
通路で囀るインコ
照明…
なぜか置いてあるブラウン管テレビ、
すべてが昭和の匂いがしてきます。
すっかり寛いでしまい、
ああ、ケーキまで頼んでしまった!
手前「ナポレオン」、奥は「レモンパイ」
わかりやすい、覚えやすいネーミングがまた懐かしい。
お店に入ったら見ないで通るわけにはいかないショーケース。
ケーキは「ケーキ工房ケテル」
戦後ドイツ人カールケテル氏が創業したハムやパン、ケーキのお店。
閉店した後はイノダが受け継ぎ、最近イノダの近く六角通りに工房と店舗が出来ました。
ケーキは、びっくりするほど美味しいというわけではありません。
でも、見た目のボリュームの割にあっさりしていて、イノダのコーヒーとの釣り合いがとれています。
他にあんみつだったかな? そういうものがあるのも昭和というか京都らしいというか。。
気になる庭席、
「蚊がいます」時期を外せば座ってみたいところです。
ホテルの朝食も充実していますが、ちょっと早起きして昭和の朝ご飯がパンというのがお洒落だった頃の時代に浸ってみるのもおもしろいものです。
朝食は朝7時~11時
営業は20時まで
無休
by marrone-marrone | 2015-08-21 09:07 | 京都おでかけ | Comments(0)