母の手
この手でずっとご飯を作り働き…
忙しいのに何でも作ってきた手。
とりわけ編み物が好きで、
夜中にガアー、ガアー編み機の音がして、数日すると私の冬のシュミューズやブルーマが出来上がっていた。
着ると毛糸がチクチクして有り難くなかったけれど、
綺麗な透かし模様は好きだった。
病気になってからは、そういうことが出来なくなったけれど、
もの作りの愉しさは、しっかり受け取った気がする。
今も何か作りたそうな小っちゃいこの手、
可愛らしくて思わずカメラを出した。
by marrone-marrone | 2013-11-28 08:05 | ひとりごと | Comments(0)