銀月アパートメント、テレビ中継
久しぶりに息子と出かける。
蛙の子は蛙…と言うけれど、私と好きなものが似ている場合が多い。
あの銀月アパートメントもそう。 疎水の桜も見ながら水筒にいれてきたお茶でもすすろう、と誘ったら本当に付き合ってくれた。
疎水の桜は、満開!
水面に蓋をするように桜が覆う。
銀月の近くに腰掛けてお茶にしよう…
いや?
なんだか人が多い。
テレビ中継車も駐まっている。
撮影スタッフもたくさん。
あっ、NHKじゃありませんか!?
「なんですか?どうしたんですか??」
「へえ~、そうなんですか。」
カメラを首からぶら下げていると、撮るだけでは物足りず、知りたいことや聞きたいこと、好奇心がわいてくる。
初めて出会った人に声をかけて、その人の話を聞き込んで30分…はよくあること。
この日は、生中継開始まで待機中のスタッフさん、そして撮影の為なのかどうかは聞き忘れたけれど、交通整理のガードマンさん。
このガードマンさんがいい人だった。
もう、会うことはない人だろうと思うのだけれど、いいなあと思う人に出会うと寒い夜の湯たんぽみたいに暫く心がポカポカする。
で、話は銀月のテレビ中継に戻りますが、
特徴的なこの角部屋の窓、
ほら、何だか手が写っているでしょ???
あの部屋から銀月の枝垂れ桜を撮影されるとか。
それで、キュッキュッ、窓ガラスを磨く手が見えてますというわけです!
決して「お化けの手」ではありません。
この中継のオンエアーは、同日夕方5時10分からの「ゆうどき」でした。
銀月は、謎のアパートと紹介されていました。
…もうちょっと素敵に言って欲しいなあ…
同じ疎水も「哲学の道」と比べ人が少ない。
通りがかった人がふと足を止めて、手に届く枝に顔を近づける。
自転車に乗ったまま携帯電話をかざす。
そんな普段の暮らしの中にある桜。
そして、銀月アパートメントの枝垂れ桜…
秘密にしておきたい場所ながら、もう既に注目のスポット入りということか…
銀月は、住まう人のある現役のアパートメントですから、
関係者以外は立ち入り禁止と、そこはNHKも言ってました。
…初めて会った人に声をかける…ということから、実は半年ほど前にこのアパートメントを案内して頂きました。
その時の、まるで時間旅行をした時の話は、いつかしたいと思っています。
by marrone-marrone | 2013-04-07 00:51 | 京都おでかけ | Comments(2)
銀月がかなり好きなんですね、住民としては嬉しい限りです。