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「木を描く」……9月の子どもアトリエ

子どもだった頃、木を描くのは苦手でした。


でも、あることに気づいてから、木を描けるようになり、木を描くことが好きになったのです。
あることとは、当たり前のことなんですが…木も命ある生きものなんだと言うこと。
私たちに血管があるように、木にも導管がある。
胴体、腕、指先があるのと同じく、木も幹から枝先へとだんだん細やかな形状になっていく…

同じやん…と思ったわけです。

また、過酷な自然環境の中でも屈せず、ずっとそこに立って、
私の知らない歴史も見てきたんだ…


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すごい! 木ってすごいと感じたことが、描けるようになったきっかけかも知れません。



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そんなことをアトリエの子供たちにも伝えられないかと、
近くの木をスケッチへ……



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いろいろ、考えて語ったつもりが…

「ぷ~~ん」なんて蚊が飛んできて
子供たち、「かゆい~~!」

ありゃりゃ~

このように、アトリエでの経験などは、とるに足らない「思い出」となっていくんでしょう。

でも、おとなになった時、何かをしようとするときの材料の一つにでもなってくれると嬉しいものです。


















by marrone-marrone | 2012-10-02 23:04 | 子どもアトリエ | Comments(0)