カラス その後
昨日のカラス、今日、保護センターへ持って行きました。
車中、最初はこのくらいの穴から外を覗いていたのが、
自分でもっとよく見えるように穴を広げて、無邪気な可愛い目で外を眺めるようになりました。
昨夜は、電気あんかや使い捨てカイロなどで温めてやり、パンや油揚げなど与えたりしてみました。
自分で咀嚼して消化できればとりあえず命を保てます。
この子は、大丈夫やなあ!
ひとまず安心はしたものの、夜中は気になり息子は熟睡していない上に、
今朝は、早くに起こされた様子…
たった一晩でしたが、敵でないと悟ったら、何だかおとなしくしているし可愛らしいんです。
ところが、
自分で飛べるかと庭に出してみたら…
隣家の庭に入って、しまいには何処かへ行ってしまった……
雨も降り始め、かれこれ1時間ほど行方知れずに。
探しに行った息子が見たのは、急降下する別のカラス。
嫌な予感がしてそこへ走っていくと、
うちの(?)カラスがひっくり返っていて、それに馬乗りになる別のカラス。
こいつ弱いぞ!
なら、ちょっといじめてやろっか!
同じカラス同士でなにやってるんやい!
カラスとして恥ずかしくないんかっ!
一羽の傷ついたカラスに数羽でいじめるなんて!
幸い、ダメージは無さそうでしたが、この環境はこの子にはきついなあ。
正直、この子が可愛いやら可哀想やら…
一晩で息子には大人しくなった賢いカラスには、
やっぱり幸せになって欲しい。
というわけで、思いつくベストな方法として連れて行った保護センター。
正式には、「野生鳥獣救護センター」
1989年 京都市立動物園敷地内に京都市内で救護された鳥類、ほ乳類を保護して、再び野生に戻すことを目的に設立されました。
9時から16時30分まで受け付け 年中無休
なぜ飛べないのか、
怪我か、病気なのか検査をして、希望すれば息子にカラスがどうなったのかハガキで知らせてくれるのだそうです。
もちろん、お願いしたと。
まあ、とにかく!
毎度、連れて帰るたびに私ら家族もギョッとしたり、ハラハラしてきました。
今回、カラスはカラスで可愛いものだと悟りましたから、
そのうち、カナリアのような可愛い女の子、連れて来たら??
うん、雀でも、
もう、カラスでも子どもが決めたなら文句言う前に親も努力しますけどね。
by marrone-marrone | 2012-03-24 22:41 | ひとりごと | Comments(0)