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秋のひとり遠足

久しぶりに三日間も自由な時間を持てることになり、
一番したかったこと、「ひとり遠足」をしてきました。

とは言え、夕方までの時間でお泊まりは無しですが、もう、うきうき、るんるん~!

遠足ですから、車は使わず。

行く先は、
この山がいつも こんな角度で見える生まれ育った「一乗寺」界隈。




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すぐ近くには、「詩仙堂」、「曼殊院」、「円光寺」などがあり風致地区に指定されており
この地を離れて30年になっても、景色が劇的に変わることがないのは有り難いことです。


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今回は、詩仙堂に隣接しているのに一度も訪れたことのない「金福寺」からスタートしました。


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金福寺



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元禄の昔、
芭蕉が京都を吟行したとき、この寺に立ち寄り、
住職と風雅について語り合い親交を深めていたとか。


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和尚は、それまで無名だった草庵を「芭蕉庵」と名付けたそう。

時はながれ、そののち蕪村がこの寺を訪ね
芭蕉を敬慕する蕪村は、荒廃していた庵を再興し寺に納めたと言うことです。

耳目肺腸  ここに玉巻く 芭蕉庵

庵の落成で蕪村がよんだ句だそうです。


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私には、さっぱり句というものがわかっておりませんが、


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別の観点で 目茶苦茶にこの庵に感動しています。


子どものころ、持っていた「金太郎」の絵本で、
金太郎の住む家がこの庵そのものだったのです。

それは、もっと山深い場所にあって、
鉞を担いで出かける金太郎を美しいお母さんが動物たちと一緒に見送るという絵でした。

ここに来て、今は無い絵本の1ページを思い出しました。


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それに、恥ずかしながら
ここでお昼寝がしてみたい!

それは、叶わぬとも何度も季節を変えて再び訪ねたい場所になりました。

これぞ、究極の住まい。

暫し感動で離れることができませんでした。
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さて、
その後は、「宮本武蔵」で有名になった「八大神社」へ。



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細い裏道も 子どもの頃と変わりなく、
同級生の家や 習い事の先生のお宅もそのままで、
夢を見ているような気持ちになります。

不思議なもので、
昔した会話の一部を思い出したり、一つを思い出すと次々と思い出が蘇ってきて、

私は、独り言を言いながら、写真を撮ってはにやにやと、
ちょっと怪しげな人だったと思います。



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次に 向かったのは、「曼殊院」

道すがら 晩秋には珍しい極彩色の花咲く家。
ここは、花を咲かせるのが本当にお上手だったお爺さんの家でした。

住む人は、変わっても こんな美しい花が咲いていると、
もしや、お爺さんが育てていた花ではないかしらと思ったり。
ベレー帽をかぶったお爺さん、
小学生だった私に丁寧な言葉で花のことを教えてくれたお爺さんでした。






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「曼殊院」


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ここは、ザリガニを釣って遊んだ池。





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「武田製薬」の薬草園。




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「葉山観音」


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銀杏を拾いにきて犬に追いかけられて以来怖くて近づけなかった「葉山観音」

銀杏の木は、りっぱな大木に成長し 美しい黄葉が白川通りからも見えました。


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見頃を迎えた紅葉は、「金福寺」


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「曼殊院」
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一乗寺へは、5番の市バスがわかりやすいのですが、
いつも混み合います。

京阪電車から叡電に乗り換え、一乗寺で下車後は、山手の方向へ徒歩すぐ。


子どもの頃を過ごした思い出深い土地は、私に限らず誰にでもある「ふるさと」。
そこに立つと、
不思議なくらい記憶が蘇ります。


冒頭のこんな角度で見える山…とは、「比叡山」です。

私は、この山が一番美しく見える場所は、一乗寺や修学院ではないかと思っています。

混み合うと書いた市バス 5番は、停留所の名からも想像できるように、
「南禅寺」 「永観堂」 「真如堂」 「銀閣寺」 と見どころがいっぱい。

その名前だけを探して次の目的地へ向かうより
歩いてこそ見える景色を見てほしいと思います。

山裾の一乗寺には、地主だった農家も立派に現存していますし、
一方、このあたりは、大学生の下宿の町でもありましたので、いまだに古い木造アパートがまだまだ残っています。

人間、古くなってくると 古いものに惹かれるんだなあ  ?

最近、よくよくそう思ってます!











by marrone-marrone | 2011-11-26 01:56 | 京都おでかけ | Comments(0)